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標記のタイトルで研究会を開催します。
 ご承知のようにここ10年、弦理論の研究は D-ブレーンを中心に発展してきました。しかしそれ以前、標準模型をこえる素粒子模型に最も近いと期待されていた弦理論はヘテロティックストリングでした。D-ブレーンももたないし、またランドスケープの問題がとりざたされ最近の弦理論研究の主流ではありませんでしたが、それでもなおアノマリー相殺機構やタイプIIとの双対性、ヘテロティックMの描像など、奇跡的とも言える無矛盾性と美しさはきっと自然界の何かを記述する役割を担う証だとも考えられます。この研究会は、ヘテロティック弦および(同じくタイプIIから見て非摂動論的理論という意味で)M理論について、その著しい理論的成り立ちと応用性を振り返り、さらにそこに横たわる問題点と将来の展望について、意見交換の場を持つために企画しました。
 当研究会では講演者を広く募集いたします。ヘテロティックかMに「何らかの形で」関係していれば結構です。講演を希望される方は参加申込のweb登録該当欄にその旨ご記入下さい。12月2日、3日ともに午前・午後の講演を予定しています。講演時間は申込された方の人数にもよりますが、20分から30分を目安にお考えください。また、2日の夜に懇親会があります。意欲的な研究者の皆様のご参加をお待ちしています。
 なお、この研究会は科研費・基盤研究(C)「時空超対称性に基づく反ド・ジッター時空の弦とブラックホールの物理(研究代表者:初田真知子)」「特異的な多様体上の超弦による現実的な素粒子模型の実現(研究代表者:溝口俊弥)」を財源に開催されます。

 


2008年12月2日(火)〜3日(水) 高エネルギー加速器研究機構 4号館1階セミナーホール