西川公一郎名誉教授追悼記念シンポジウムのお知らせ

加速器長基線ニュートリノ振動実験の先駆者であった西川公一郎先生が、去る平成30年11月28日にご逝去されました。
西川先生は、高エネルギーの陽子加速器でニュートリノビームを生成して数百キロメートル先の大型検出器に打ち込む「長基線(LBL) ニュートリノ振動実験」の提唱者で、KEKの12GeV陽子加速器(当時)からスーパーカミオカンデ測定器へニュートリノビームを打ち込 む世界初のLBL実験:K2K実験の提案者でありその代表者を務めるとともに、J-PARCでのLBL実験かつ大規模国際共同研究である T2K実験の代表者としてニュートリノ研究を主導されました。
KEK素粒子原子核研究所所長として日本の素粒子原子核研究全体を推進するともに、J-PARCセンターの副センター長としてJ- PARCの研究プログラム、さらに東日本大震災からの復旧に大きな貢献をされました。また、京都大学理学研究科教授として研究とともに教 育や後進の育成も担われました。
このたび、西川先生のお人柄を偲び、ご業績を振り返るため、追悼シンポジウム(英語講演)を開催いたします。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。
参加登録は、こ ちらからお願いします。(締め切り: 2019/8/30)

詳しいスケジュールはこ ちら

西川名誉教授を偲ぶ会

  • シンポジウムに引き続き18:30より「西川名誉教授を偲ぶ会」をつくばセンター近辺のホ テルグランド東雲にて開催いたします。

    (参加費は10,000円です。キャッシュでお願いします。KEKつくばキャンパスから東雲へ移動するための無料バスを用意しま す。)


問い合わせ先

小林隆 (KEK)
k.nishikawa_sym_sec(_at_)ml.post.kek.jp

世話人:
石田卓 (KEK), 市川温子 (京大), 稲垣隆宏 (理研), 大山雄一 (KEK), 小林隆 (KEK), 小松原健 (KEK), 齊藤直人 (J-PARC), 徳宿克夫 (KEK, Chair), 中平武 (KEK), 中畑雅行 (東大宇宙線研), 中家剛 (京大), 長谷川雅也 (KEK), 早戸良成 (東大宇宙線研), 藤井芳昭 (KEK), 丸山和純 (KEK), 横山将志 (東大)