本年度のworkshopは終了しました。
多数のご参加と活発な討論ありがとうございました。
研究会趣旨
Flavor Physics WorkshopはそれまでB Workshopとして行われていた研究会のテーマをBの物理から、B、charm、tauといったフレーバー物理全般へと広げ、修士の学生から若手の研究者が理論・実験両方に関してこの分野を学べるようにとB Workshopの時代も含め2008年より毎年秋から初冬にかけて開催されてきました。また、近年の開催では最近のホットトピックスに関してLHCやニュートリノなどさらに広い分野の講義も取り入れています。
本年はBelle II検出器のロールインが完了し、物理ランが間近に迫るなか、今一度フレーバー物理という広大な分野を縦横様々な視点から見つめなおすことを目的としています。
例年よりBelle II物理の時間を多く取りつつ、いかにして現行実験、将来計画においてフレーバー物理という切り口で新物理に迫っていくのか、その可能性と展望について横断的に講義を構成し、裾野の広い分野を、深く学べる滅多にない機会となっております。
ぜひ参加をご検討ください。
また講義に加え、修士課程の学生から若手研究者を中心とした口頭・ポスター発表の時間を多く取り、優秀な発表にbest talk/poster awardとして表彰を行っているのもFlavor Physics Workshopの特徴です。 お互いの、フレーバー物理にとどまらない広範な研究を通して横のつながりを深めて頂くのも、本ワークショップの大きな目的のひとつであり、ぜひ様々な研究分野からの参加者・発表者を歓迎します。
日時
講義
素粒子物理学入門 ・ 標準理論入門 ・ 物質と反物質の非対称性(理論) ・ LFU+LFV理論 ・ Belle IIの物理(理論) ・ Belle II測定器 ・ SuperKEKB加速器 ・ Belle IIでのCPVの物理 ・ Belle IIでの稀崩壊の物理 ・ Belle IIでのtau、charm、hadronの物理 ・ ハドロン物理 ・LHCb ・ J-PARC muonプログラム ・ T2K・ ATLAS (HL-LHC) ・ 250GeV ILC
新着情報
- 2017/11/08
- 写真更新 (ベスト賞表彰)
- 2017/11/03
- 写真・ベスト賞掲載
- 2017/10/14
- 発表要項案内
- 2017/10/07
- registration締切
- 2017/10/03
- registration締切延長
- 2017/09/22
- 講義・講師情報確定
- 2017/08/30
- registration開始
- 2017/08/18
- サイト開設
Supported by
- 科学研究補助金
- 基盤研究S 「タウレプトンをプローブとする新物理探索」
- 科学研究補助金
- 基盤研究A 「タウレプトン崩壊の精密測定によるステライルニュートリノの探索」
- 科学研究補助金
- 基盤研究B 「統合解析による新物理の高精度探索」
- 科学研究補助金
- 基盤研究B 「超高分解能飛跡検出器を用いた二重ベータ崩壊実験」
- 科学研究補助金
- 基盤研究B 「B中間子電弱ペンギン崩壊での世界最高精度新物理探索と高速軽量ピクセル検出器開発」
- 科学研究補助金
- 基盤研究C 「LHCでの光子-光子衝突過程による標準模型を越える物理の研究」
- 科学研究補助金
- 基盤研究C 「ニュートリノ原子核反応とニュートリノ振動」
- 科学研究補助金
- 新学術領域研究 「電弱対称性の破れと世代構造の統一的真空像」
- 科学研究補助金
- 新学術領域研究 「ニュートリノで探る標準模型を超える新しい物理」
- 科学研究補助金
- 若手研究B 「中性子同時計測による超新星背景ニュートリノの探索」
世話人一同(50音順)
石川明正(東北大)、加藤悠司(名大)、金児隆志(KEK)、後藤亨(KEK)、瀧澤誠(昭和薬大)、中野英一(大阪市大)、西田昌平(KEK)、早坂圭司(新潟大)、松岡広大(名大)、三島智(KEK)、三宅秀樹 (KEK;chair)、宮林謙吉(奈良女大)、遊佐洋右(新潟大)
お問い合せはfpw2017@ml.post.kek.jpまでお願いします。